2014/04/27
ふと気づいて日記を見返してみると
もう二ヶ月も日記が続いています。
なんだかちょっとずつ積み重なっていくページがとても楽しくなってきます。
なので今日は晩御飯の時に日記について幽々子様と会話してみました。
本日のメニュー
・とんかつ
・キャベツ
・しじみのお味噌汁
・白菜のお漬物
「もぐもぐ。とんかつにはお塩もいいけどやっぱりソースよねえ。男の子の味」
「幽々子様」
「なあに? 妖夢はお塩派?」
「私もソースが好きです。ではなくて、私、まだ日記を続けられているのです」
「……?」
幽々子様はぽかんとしていました。
白菜のお漬物をぽりぽりとやって少し考えるような顔をしていました。
完全に忘れています。
「あの、幽々子様がこの前くれた、赤い表紙のやつです」
「ああ! 思い出したわ」
「え、なに妖夢ちゃん日記書いてるの?」
Y子さんも入ってきました。
ご飯は三杯目です。
「大したことは書いていませんが……」
「ふうん。でも妖夢ちゃんのことだからなんかちゃんと続けてそうね」
「当たり前よY子さん。妖夢は真面目なんだから。はい白菜」
白菜のお漬物を一切れもらいました。
とんかつだったらよかったのに、などと考えていると。
「ほら、今だってとんかつだったらよかったのにって顔した。妖夢は真面目で素直なのよねえ」
「たしかにとんかつだったらよかったのにって顔をしていますね。妖夢ちゃんわかりやすい」
この二人を一気に相手するのは厄介です。
その後も妖夢は真面目だ妖夢は真面目だと言われ続けました。
そんな真面目な妖夢は今日も食べ物のことばかり日記に書いています。
少なくともお二人のことですから日記を盗み見ることなんてしないだろうけど
今日の日記はなんとなく見せたくないなと思いました。
日課が増えるっていいなあ。