2014/10/15
「それで、大変親切にしていただいたと喜んでおりました」
「あらそれはどうもー」
「これつまらないものですが……」
「あらあらつまるものをどうもー」
私はその二人をちらちらと見ていました。
きっと一人の方には気づかれているのでしょう。
本日のおやつ
・地獄まんじゅう
「私も鼻が高いわ」
「そんなそんな」
「妖夢、この調子で続けるのよ」
「そんなそんな照れますっていやいや」
今日おつかいをしている時にこまっているからすに出会いました。
守矢神社がどっちか知りたがっていたので目的地の守矢神社まで連れて行ってあげました。
そうしたら主人がお礼に来たということです。
「このおまんじゅうが食べられるのも妖夢のおかげねえ」
「いやいやいやいやそんな大したことしてませんって」
「おいしいおまんじゅうねえ」
「いやいやいやいやいやいやそんなんじゃないですから」
「もう妖夢のことは褒めてないよ?」
「……」
間違いました。
調子にのって恥をかいてしまいおまんじゅうの味を覚えていません。
こういうのはほどほどにしとくのが一番です。