2015/02/05
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「いやその」
「……」
「ほんとにその、悪気は」
「……」
Y子さんのぱんつを間違って履いていました。
本日のメニュー
・鶏の大唐揚げ
・野沢菜のお漬物
・味付玉子
「それで妖夢ちゃんたら私のぱんつを握りしめて
震えながら部屋に入ってきたんですよ」
「ぐふっ……」
「……」
「幽々子様、吹かないで下さい。そしてカセさん、音もなく笑わないで下さい」
反省しています。
でも、原因は私だけではないはずです。
「でも私の服の中に混じっていたんですよ。
間違っちゃうじゃないですか」
「だからといって下着は間違わないでしょう、妖夢ちゃん」
「あ、妖夢ちゃんカセさんのせいにしてる」
「違いますよ!」
「まあ、私も悪かったけど自分の下着もわからないのはまずいよ妖夢ちゃん」
「あ、妖夢ちゃんカセさんに呆れられてる」
「やめてください!」
「三人共、食事中に下着の話で盛り上がってるわねえ」
「……すみません」
「……すみません」
「……すみません」
めずらしく幽々子様が注意する立場になりました。
いや、本来はこれが正しいんですけど
いつもはY子さんなのでなんとなく違和感です。
とはいえ食事中にぱんつの話はだめ。