2015/03/26
二年目34
今日は非常に寒かったので美鈴さんと弾幕ごっこをやりました。
その後、体が温まったのでこぶしの握り方を習いました。
「そうして小指から箱を作るように」
「なるほど」
この後、布団をまるめてなぐってみます。
本日のメニュー
・しょうが焼き
・なすの一本漬け
・ふのおみそ汁
「ということで幽々子様、私は武をならいました」
「ふうん」
「凄いですよね」
「やあよ、ぶつのなんて汗臭い」
「む、いけませんね幽々子様。武は舞。極めればそれに美しさは伴います」
「じゃあ妖夢のはまだ汗臭いやつじゃない」
「それはそうですけど」
幽々子様はしょうが焼きにからしをつけて続けます。
私はなすの一本漬けにからしをつけて聞きました。
「妖夢、一口女になるのはよしなさいな」
「一口女……なんですかそれは。恐ろしい妖怪ですか」
「なんでもかんでも一口かじってぽいは美徳じゃないと言っているのよ」
「私は一口食べたら全部食べますよ」
「まあ妖夢はそうかあ」
でも、幽々子様の言いたいことはわかります。
まずは一歩一歩剣の道を。
私にできることをひとつずつ。
でもまあたまには息抜きは必要です。
お布団をなぐってきます。