2015/07/03
二年目132
「妖夢、妖夢や」
「ここに」
「今日の晩ごはんはとろとろホワイトソースの
とろとろマカロニおいもグラタンらしいから
とろとろしてないで早く帰って来なさいよ」
「もちろんです」
女の子は総じてホワイトソースが好きなんです。
今日はとろとろせずにてきぱきした一日でした。
本日のメニュー
・とろとろマカロニおいもグラタン
・オニオンスープ
「ソースはとろとろでチーズはのびのびですねえ」
「ところで妖夢や」
「なんですか幽々子様?」
「とろとろせずに帰って来いとは言ったけど
今日はあまりにも帰りが早かったんじゃない?
おやつの後の修行はどうしたの」
「はい、幽々子様に言われたとおりとろとろ修行をしてもしかたがないと思い
午後は自分の部屋でのびのび寝てました」
「……そ」
幽々子様は見るからに呆れていましたが
言ったとおりにしただけなので怒られる筋合いはありません。
暑い中熱々のグラタンを堪能した一日でした。