2015/12/09
二年目290
晩ごはんの出来事です。
本日のメニュー
・肉じゃが
・だし巻き卵
・わかめの味噌汁
「肉じゃがってなんでこんなに美味しいのでしょう」
「妖夢、それは簡単よ」
「何ですって幽々子様、教えてください」
「妖夢、まずは自分で考えてからよ」
「うーん、じゃあまずどうすればいいですかね」
「肉じゃがをまず何かに例えてみて」
「じゃあ肉じゃがを桜に例えます」
「桜は綺麗よね」
「そうですね、それに桜は見ながらお酒を飲むととても美味しいです」
「そうねえ、花見酒は最高よ」
「そういえば今年は謎の食べ物を食べました。名前は忘れましたが」*1
「お花見はみんなうちに来るからおみやげもいっぱい貰えるもんね」
「幽々子様、その言い方だとうちにはお花見以外人が来ないみたいですよ」
「それでいいのよ、冥界に用があるなんてお花見の時だけでいいのよ」
「そういうものですか」
「そういうものよ」
「おいしかったですね」
「ええ、やっぱりY子さんの良さは和食で出るわね」
「二人共、いいですか」
「なんでしょうY子さん」
「なにY子さん」
「見失ってますけど」
「何が?」
「何ですか?」
「……え、えーと何でもないです」
こうやって文字に書くと思い出せます。
結局肉じゃががなんで美味しいかわかりませんでした。
でも良いのです。
美味しいものを食べてる時は幸せなんですから。
*1 2015/04/18 2015/04/19 妖夢ちゃんごはん日記57