2015/12/19
二年目300
「ふむ」
気付いたら年末です。
昨年の年末は何をしていたでしょうか。
最近はどうにも修行にも身が入らず(寒いからです)
なにがというわけではありませんが、どうもじれったい気分です。
「よっすー」
とむにゃむにゃ考え事をしていたらフミタさんが来ました。
本日の秘密のおやつ
・たまごボーロ
「牛乳も持ってきたよん」
「流石すぎます。たまごボーロと牛乳はセットじゃないといけません」
たまごボーロはとても良いです。
ぽそぽそやりながらお話ができるいい肴です。牛乳の。
「ということを思っていまして」
「あはは、でもどうせ妖夢ちゃんのことだから去年のことなんて忘れてるでしょ」
「む、そんなことありませんよ。じゃん」
「なにそれ」
「日記です。ちょっと前からつけているんです」
「え、ちょっと前って三日前くらい?」
「そんなわけないじゃないですか!」
フミタさんはからから笑っていました。
「去年の今日は何をしていたみてみましょう」
「く、くくく。妖夢ちゃんなんで表紙に『この日記は秘密。内緒。絶対に勝手に読まないで下さい』
って書いてあるの」
「見られたらまずいからです」
「そんなの書いてあったら余計に読みたくなっちゃうよ」
「まじですか」
ともあれ見返すことにしました。
「あ、ああ! 魔理沙が犬を連れてきたんです。この時はまだ子犬だったんだよなあ」*1
「へえ。今度来たら教えてよ」
「もちです。凄く可愛いんですよ。ああペット飼いたいなあ」
「駄目でしょ生き物は」
「わかってるから飼いたいんです!」
ペットが飼いたくなった一日です。
じれったい気分なんてとうにふっとんでいました。
*1 2014/12/19 妖夢ちゃんごはん日記300