2016/03/03
三年目14
女の子のお祭りです。
そして梅見です！
本日のメニュー
・サンドウィッチ（たまご、ハムレタス、トマトチキンマヨ、ツナマヨ）
・コンソメスープ
「Ｙ子さんがお弁当を作ってくれました」
「おお！」
「あのひとの料理美味しいのよね」
「わーい」
上から早苗、咲夜、鈴仙の反応です。
鈴仙だけバカみたいです。
「鈴仙はそのかけらでも食べてて下さい」
「なんで？」
「スープもまほう瓶に入っているのであったかいですよ。はい早苗」
「有難うございます！ 私もデザート作ってきたんで食べて下さい！」
「それは食後ね」
「ねえ、なんでわたしのお皿かけらしか乗ってないの」
鈴仙がうるさかったです。
「咲夜のそれはあれですね、知ってますよ」
「ばーにゃかうだのこと？」
「それですそのやさいいっぱいのやつです。女の子のごはんですね。はい鈴仙」
「なにこれ」
「にんじんのへた」
皆思い思いのごはんを持ってきて、梅を眺めながら過ごしました。
最近は日なただとあたたかいので有り難いです。
「わたしはこれ持ってきたけど。おやつ」
「鈴仙のくせにやるじゃないですか」
「あら美味しそう。お嬢様が好きそう」
鈴仙はキャロットケーキを持ってきていました。
たまには気の利くやつです。
でも紅茶かコーヒーが欲しかったです。
気の利かなさは天下一品のやつです。
「ところで梅はあまり散ってしまってますね」
「ちょっと遅かったかもしれないわねえ」
「桜の花見は満開の時に行いましょう！」
「妖夢のところでやるんじゃなかったっけ？」
「やりますけど鈴仙の所は招待状は３枚だけです。お姫様とお医者さんとてゐさん」
「なんで？」
お花見は白玉楼最大のイベントです。
もうそろそろ準備が始まります。
今年も頑張ります！
