2016/07/02
三年目135
こういうじめじめした暑い日の夜は縁側で
冷たいお酒を飲むに限ります。
「ひんやりー」
幽々子様は桶にお水をためてそれに足を付けています。
気持ちよさそうです。
「幽々子様、気分よくお酔いのところすみません。
それ分けて下さい」
「うふふ、いいわよー」
きゅうり入りちくわをもらいました。
本日のお酒
・冷酒
・きゅうり入りちくわ
・しいたけ茶碗蒸し
・とりハム
「いい夜ねえ」
「ですねえ」
幽々子様と二人でおちょこをかたむけました。
たまにやるぶんにはこの量のお酒がちょうどいいです。
「幽々子様、こういう夜は何か新しいことをやりたくなりますね」
「あら、何を見せてくれるのかしら」
「何か有りますか?」
「私に聞くのねえ……」
何も思い浮かびませんでした。
でもいいのです。
こういう日は何もしなくて。
いい感じにほろ酔いです。
気持よく眠れそうです。