2016/11/9
三年目263
「お、おじゃまします」
「どうぞー」
美鈴さんが来ました。*1
珍しく緊張しています。面白いです。
「あのこれ主人からです」
「まーーーーーーありがたいわあ。Y子さん、最強のごはんを」
「はあい」
今日は最強の晩ごはんになりそうです!
本日のメニュー
・チンジャオロースー
・くうしんさい炒め
・タマチリ
・水餃子
「美味しいです。すごく」
「ですってY子さん」
「あらそう? でも本場の人に言ってもらえるのは嬉しいかなあ」
「Y子さんわざとらしい」
「Y子さんわざとらしい」
「Y子さんわざとらしい」
「あはは」
Y子さんはわざとらしく喜んでいました。
良かったです。
「美鈴さん、あとで私の部屋に来ませんか?」
「うん、いいの?」
「もちろんです」
「ねえカセさん、妖夢が女の子部屋に連れ込もうとしている」
「Y子さん明日お赤飯」
「はいよー」
「ちょっと皆さん」
美鈴さんは腹をかかえて笑っていました。
恥ずかしいです。
その後、私の部屋でWiiFitユーをしながら
美鈴さんからもらった桃まんじゅうを食べました。
凄く楽しかったです。
今度は紅魔館に誘われたので行きます。
「Y子さんの中華料理はいかがでした?」
「ほんとに美味しかったよ」
「本音で」
「……上品すぎるかな。もっと大味が似合うかも」
「なるほど、確かにそうですね」
白玉楼の上品さがにじみ出てしまいました。
仕方がありません。
いやーこればっかりは仕方がありません。
今度は美鈴さんの料理、楽しみです。
*1 2016/11/05 妖夢ちゃんごはん日記三年目259