2017/03/04
四年目14
本日のメニュー
・中華そば
「ずるずる、やっぱり屋台のラーメンはこういう素朴な感じが良いですね」
「ねーえ」
幽々子様と屋台のラーメンを食べに来ました。
Y子さん、カセさんには内緒です。
「ところで幽々子様」
「ええ妖夢、でも今日は家じゃないのではしゃいじゃだめよ」
「もちろんです」
じゃんけんです。
屋台の親父さんがチャーシューをサービスしてくれたのです。
「声はおさえるわよ」
「はい」
「じゃーんけーん」
「はいよ」
「え?」
「え?」
チャーシューを争う私達の間にチャーシューが現れました。
「あらいいのかしら」
「また来てくれるんでしたら」
「有難うございます」
粋な親父さんです。
私たちはラーメンを堪能できました。
ですが。
「あ、ラーメンを食べに行った顔してる」
カセさんにバレました。
私のほっぺのネギは、Y子さんに見つかる前に隠しました。
私は何も食べていません。