2017/12/06
四年目290
どら焼きを買いに行きました。
昨日のお礼です。
本日のおやつ
・どら焼き
「ツシマさん、どら焼き買ってきました。ここのは美味しいですよ」
「有難うございます。では行きましょう」
あまり行かない場所です。
白玉楼の奥深く、離れと言ってもいいかもしれません。
お金関係の従者のお部屋があるところです。
「イマナさんいますか。入っていいですか」
「いいよ入りな」
イマナさんの部屋はとても汚いです。
でもお金の仕事をしています。
「ちっちゃい子が二人も。珍しい」
「どら焼き買ってきました。昨日のお礼です。カセさんの相手をしてくれて。あとちっちゃくないです」
「いいのに。食べるけど。あんたは清掃のだよね」
「はい、ちっちゃくないですよ」
私もツシマさんもちっちゃくないです。
身長は小さいですけど、そんなちっちゃくないです。
「んまいんまい」
「みるみる食べますね」
その後少し雑談して帰りました。
あまり来ることが無いのでツシマさんが珍しがって少し回ってから帰りました。
「先ほどの方は長いんですか?」
「多分そうです。正直私もあんまり把握してないです。Y子さんと同じくらいか、そのくらいだと思います」
白玉楼は幽霊が多いのでツシマさんのような若い子は全員挨拶できていないはずです。
そういう子と一緒に色んな所にいくのはお姉さんの私の役目です。
また遊びに行きましょう。