2018/7/25
五年目157
地獄みたいな暑さなので里に行ってかき氷を食べることにしました。
外はとてもあじいです。
「あじい……あじい……」
「あじ……ほんと……もう……」
とろけそうな閻魔様がいました。
本日のメニュー
・かき氷(いちご)
「生き返りました」
「閻魔様の台詞とは思えません」
ということでここであったが半年ぶり。*1
閻魔様にかき氷を奢ってもらいました。
「しかし本当に暑いですね。地獄より暑い気がします。どうなってるんですか顕界」
「どうなってるんですかねえ」
最近暑すぎる気がします。
「でもかき氷が美味しくなりますし」
「限度があります。しゃくしゃく」
閻魔様はしゃくしゃくしながら眉毛をくしゃくしゃしていました。
閻魔様でもうだるこの暑さ、恐ろしいです。
「おかわりしません?」
「いいですね。私はこの白玉とあんこのにします。あなたは?」
「私の白玉は食べられないですよ!」
「聞いていません」
暑さでちょっとやられていました。
ごはんをいっぱい食べてよく寝て、備えます。
*1 2018/01/01 四年目316