2018/11/02
五年目257
朝起きると頭の中に音楽が流れていました。
みょんに聞き覚えるがあるのですが曲名が出てきません。
「Y子さんこの曲しりませんか。ふん、ふふふん、ふふふふふん、ふん、ふん、ふん、ふん」
「ちょっとあっちいってて」
朝ごはん作ってる途中だったので追い出されました。
本日のメニュー
・玉子丼
・たくあん
・鶏肉と人参のカレー煮込み
「玉子丼、ふっわふわにしました」
「ふっわふわ」
ふっわふわでした。
ふっわふわにするために忙しかったようです。
「ふっわふわで美味しいんですけど、さっきの曲しりませんかY子さん」
「どんなんだっけ」
「ふん、ふふふん、ふふふふふん、ふん、ふん、ふん、ふん」
「幽々子様、わかります?」
「わかんない」
「カセさん」
「わかんない」
「ふたりとも音痴だからわかんないって」
「誰も音痴って言ってないですが」
Y子さん失礼です。
誰も音痴なんて言ってないですし、私は音痴ではないです。
幽々子様もカセさんもなんかかわいそうな人を見るような顔をしていましたが気のせいです。
私は音痴ではありません。
この謎は永遠に謎のままです。
誰もわからないなら仕方ありません。
私が音痴なせいではありません。