2018/11/12
五年目267
「妖夢さん! 来てください」
「ええええなんですか!」
部屋で爪を切っているとツシマさんが勢いよく入ってきました。
変な姿勢だったのでびっくりしました。
「フミタさん連れてきました!」
「よく来たな!!」
「ふたりともテンション高いですね。ツシマさんそんなキャラでしたっけ」
「私はこんなのですよ!」
「あ、ナコさん」
「えっ……」
「うそです」
「……妖夢さん、怒りますよ」
なんかツシマさんが怖かったです。
本日の秘密のおやつ
・手作りおはぎ
「妖夢さんいじわるです」
「ごめんなさいって。でも美味しいですツシマさんの手作りおはぎ」
「ならよかったです。フミタさんは?」
「もうちょい甘かったらなー」
「贅沢ですよ」
「カセさんにはあげないんですか?」
「それはもう少しうまくなったらです」
「ということは妖夢ちゃん、あたしらはなんか低く見られてるってことじゃない?」
「そうですね、そう思われています」
ツシマさんは笑っていました。
なんか怖いです。
ツシマさん、最近どんどんたくましくなっています。
気をつけましょう、何かと、奪われないように。