2018-12-25

2018/12/25
五年目310

　何も覚えていません。
　ですがかろうじて白玉楼には帰ってきていました。
　なぜかＹ子さんの部屋でＹ子さんと裸で抱き合いながら寝ていました。
　お酒は怖いです。
　怖いです。

　本日のおやつ
　・白湯

「いや、いやいやいや」
「……ありがたや」
「優しいですね……」
「うん……」
「……」

　私と幽々子様とＹ子さんがありがたく白湯を飲んだので、カセさんも文句は言えなかったようです。
　カセさんだけ忘年会に行ってないので、かわいそうです。
　おやつと聞いて居間にいったら白湯を飲まされたカセさんは普通にかわいそうです。

「……聞きたいんだけど」
「なんでしょうカセさん」
「なんで敬語なのＹ子さん。いやまあいいんだけど、なんで昨日半裸で帰ってきたの？」
「え」
「Ｙ子さんすごく酔っ払ってましたよね。けらけら」
「いや妖夢ちゃんも」
「え」
「二人共いくら忘年会だからって」
「幽々子様に限っては……」
「え、なにカセさん、私どんなのだったの？！」

　カセさんが目を背けるほどひどい三人組だったそうです。
　お酒は怖いです。
　怖いです。
　

　……どれだけ飲んでどれだけ飲まされたのでしょう。
　思い出せませんが、思い出すのも怖いです。
　でも、なんか忘年出来た気がします。
　そういう意味じゃないですが。