2019/01/16
五年目332
「あ、妖夢ちゃんやっときた」
「え、なんですかこれ」
カセさんの部屋で秘密の飲み会でもと思ったらひどい惨状でした。
部屋に服がところ狭しと敷き詰められていたのです。
フミタさんがこいこいと手招きしていたのでとりあえずお酒を飲むことにしました。
本日の秘密のお酒
・白桃梅酒
・メンマ
「ひどいおつまみですね。かわいいお酒なのに」
「いつも用意してくれるカセさんが、もうそれどころじゃなくてさ」
「あ、明日でしたっけ」
明日がこころちゃんの舞の舞台です。*1
この間カセさんにチケットを上げたので
「ねえフミタ、これとこれどっちが似合う?」
「どっちも似合うよー」
フミタさんは適当に流していました。
何十回目かの質問だそうです。
カセさんが非常に乙女です。
「カセさん、デートじゃないんですから」
「でも、こころちゃんと合うわけだし、下手な格好できないというか」
「妖夢ちゃん、カセさんきもいよね」
「あまり人の悪口は言いたくないのですが同意です」
カセさんはこころちゃんのことになるときもくなりがちです。
いまもこんな普通に悪口を言ってるのに聞いてやいません。
「ふふふん、ふふん」
「フミタさん、私カセさんが鼻歌歌ってるの始めてみました」
「私もそうかも」
ということで明日はカセさんお出かけの日です。
感想をぜひ聞きましょう。
興奮しすぎて忘れてなきゃの場合ですが。
*1 2019/01/14 五年目330