2019/01/26
五年目342
「一番美味しいドレッシングってなんだと思う?」
幽々子様がまた何か言い始めました。
「幽々子様、私はごまだと思います」
「ふうん。カセさんは?」
「なんですかね……マヨネーズですかね」
「いまドレッシングの話してるのよ」
カセさんは少し不服そうでした。
本日のメニュー
・フレンチトースト
・ハムエッグ
・トマトサラダ
「おにぎりの具の最強は梅干しだと思います」
私は手を上げて言いました。
幽々子様は頭がいいのでこういうよくわかんない解答を上手く理解してくれます。
「妖夢、つまりおにぎりの具のように正解はないということね」
「さいです」
こんな感じです。
「じゃあなんでもいいわね。あ、それY子さんお手製のドレッシングじゃない」
幽々子様はそれをぶちまけて美味しい美味しい」言ってました。
確かにY子さんお手製のオリーブドレッシングはあっさり美味しいです。
「美味しいですか幽々子様」
「美味しいわあ」
「だから幽々子様、一番美味しいドレッシングは私が作ったドレッシングということになります」
ということで一番美味しいドレッシングは「Y子さんお手製」となりました。
それでいいのでしょうか。
それでいいのでしょう。幽々子様はなんか納得していましたので。
平和な白玉楼です。