2019/03/23
六年目33
「ひい。これ何人分あるんですか」
「数えたこと無い」
Y子さんのお料理のお手伝いをしました。
もうお花見の参加者は集まってきています。というか始まっています。
幽々子様の楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
「妖夢ちゃんもう面倒だから全部出してきて!」
「はいい!」
ということで第一陣の料理を運びました。
私達は食べられません。
参加者のぶんです。
本日のメニュー
・ハムレタスサンド
・たまごサンド
・オレンジジュース
「ふう、つかの間の休息です。お疲れ様ですカセさん」
「疲れた、本当に疲れた」
一緒に休憩のカセさんは配膳の途中で紫様につかまり少し飲んでいるようでした。
顔が赤いです。
「今日はすごく多いですね」
「百人くらいいるかもね」
「お花見は楽しいですからね」
「私らにとってはきついけど」
「あ、私日記書いてきます。なんか今日は戻れなそうなので」
「ん。私は少し休んだら戻るよ」
ということで日記を書いています。
きっと今夜は……今夜は眠れないでしょう。
でもいいです。それがお祭りなのですから。
いっぱい働いていっぱい楽しんできます!