👻キャラ紹介「ツシマ」「ノゾっち」「ナコ」「イマナ」を更新しました👻

2019-04-30

2019/04/30
六年目71

 お昼寝をしていると、紫様に起こされました。

「ふへ……おはようございます」
「寝ている場合じゃないのよ。幽々子も用意できた?」
「らしいのよー。私もよくわかんないけど」

 ということでよくわかりませんが、外の世界にパフェーを食べに行きました。

 本日のおやつ
 ・チョコプリンパフェー

「それって私達に関係あるの?」
「あまりないわ」
「じゃあなんで外に来たのよ」
「久しぶりに三人でデートしたかったの」
「ふーん」

 幽々子様と紫様の会話が聞こえてきましたが、私はパフェーに夢中でした。
 外の世界のパフェーはみょんに大きいのです。

「妖夢、美味しい?」
「はい! 幽々子様のはどうですか」
「まあまあ。なんか急に連れてこられたから怒ってるの」
「そうは見えませんが……」
「見せないようにしてるのよ」

 紫様はそれを聞きながらずっと笑っていました。
 幽々子様も怒っているようには見えません。
 多分、このお二人にしかわからないお遊びなのでしょう。

「妖夢、どうだった? この時代は」
「なんですか紫様。急に、変なこと」
「十年一時代。人が変わるのはどのくらいかかるのかしらね」
「はあ、まあ私は変わらないですよ」
「あら、そうなの?」
「いつでも私はパフェーが好きです。これはどの時代でも、ずっと変わりません」

 紫様は一瞬きょとんとしたあと、今度は声を出して笑っていました。
 幽々子様は恥ずかしそうにしていましたが、頭をなでてくれました。
 どういうことなのかはわかりませんが、嫌な気分ではなかったです。
 きっとばかにされているわけでもないでしょう。

 ということで、今日はいっぱいにパフェーを楽しんだ一日でした。
 明日は何を食べましょうか。
 きっとなんでも美味しいはずです。
 この世は美味しいものが満ちているはずですから。