2019/06/02
六年目104
今日はツシマさんとお出かけしました。
ちょっとしたショッピングです。
「ナコさんにちょっと」
「贈り物ですか?」
「はい、少し気の利いたものがあればと思いまして。妖夢さんに手伝ってほしくて」
私のセンスが問われるということです。
これは腕がなります。
「ツシマさん、ナコさんってどういうの好きでしたっけ」
「幽々子様ですかね」
「あ、それ以外です」
それは知っています。
一番愛の重い従者です。
「あとは……なんでしょうか。うーん」
「ツシマさん、ナコさんと長いですよね」
「ナコさんが教育係でしたから」
「なにか無いんですか」
「うーん」
とりあえずおやつにすることにしました。
本日のおやつ
・抹茶パフェ
・チョコバナナパフェ(一口)
「交換しましょ」
「そうしましょ」
両方美味しかったのですが、私の頼んだ抹茶パフェはあんこが入っているのでお得です。
お得なのは良いです。
「贈り物、迷います」
「でもツシマさんが選んだものならナコさんなんでも喜びますよ」
「そうだと思いますけど」
「そうだと思いますか」
「でもやっぱり納得のいくものを探したいです。今日は諦めます」
「そですか。じゃあ私はカセさんに何か買っていきましょう」
この間私の代わりに御飯作ってくれたので*1
やたら可愛い猫のヘアゴムを買ってきました。
「カセさん、プレゼントです」
「……ふむ」
ショートカットのカセさんは普段縛っていませんが、横の方で縛ってくれました。
「どう?」
「……ふふふ、可愛いです」
「何笑ってんの?」
フミタさんに見せに行った先でも笑われていました。
爆笑されていました。
カセさんはどちらかというと格好いい方なので可愛らしいのは面白く感じます。
でもいいものをあげました。
ぜひ普段にも使ってほしいです。
*1 2019/05/22 六年目93