2019/06/07
六年目109
「妖夢ちゃん髪伸びてきたんじゃない?」
「あ、そういえばそうですね」
Y子さんに言われて気づきました。
そういえば前髪が目にかかるようになっています。
「これくらいなら自分で切ります。この前成功したので」*1
「たまたまでしょ」
「大丈夫です!」
「だめなフラグにしか聞こえない」
ということで自分で切りました。
結果は想像通りです。
本日のおやつ
・カステラ
「あら良いおやつねY子さん」
「はい」
「そちらの方のおもてなしかしら」
「……」
「あら、お客様かと思ったら妖夢だわ。気づかなかった。何かがいつもと違うのかしら」
「幽々子様、きれますよ」
「きれてるのは貴方の前髪じゃなくて?」
「ぼふっ」
カセさんが吹きました。
大変失礼です。
「カセさん今笑いました?」
「わ、笑ってないから。今の妖夢ちゃん視線で人を殺せそうだからその視線向けるのやめて、くふふ……」
「幽々子様もなんかばかにしてましたよね」
「自分で失敗したくせにこのきれよう、さすがは元辻切り魔だわ」
「辻切り魔じゃないです」
「じゃあ刀を持つのやめなさい」
「……」
「妖夢ちゃん、おやつ中」
「はい……」
「妖夢なんで主人の私じゃなくてY子さんには返事するの」
そんなのおやつ中だからです。
せっかくカステラを美味しくいただきたかったのに幽々子様がからかうせいであまり堪能出来ませんでした。
もやもやがたまります。
ちょっと素振りしてきましょう。
*1 2018/04/11 五年目52