2019/08/20
六年目183
「わー！」
おだいどこであまりに嬉しくなり幽々子様に報告に行きました。
「幽々子様、今日の晩ごはんは何だと思いますか。入ります」
「妖夢、部屋に入ってから入りますといっても意味はないのよそわそわ」
幽々子様はなにか言っていましたがそわそわしていました。
それもそのはずです。
私がこうして報告に来るということは大体晩ごはんが素晴らしいものだということなのですから。
「もったいぶってないで言いなさいな妖夢、これ妖夢」
「ここだけの話なんですが」
「ふむふむ」
幽々子様に耳打ちしました。
「なんと、うなぎ、なんと」
「なんとうなぎです。この目でしかと見ました」
「素晴らしいわねえ」
ということで今日はうなぎです！
本日のメニュー
・穴子丼
・かまぼこ
・たまご焼き
・お吸い物
「……」
「……」
「……」
「……」
「妖夢」
「でも美味しさに違いは無いです」
「そうだけどね？ まあいいわ。穴子は美味しいもの」
このうなぎと穴子を見た目で判断できる人はいるのでしょうか。
幽々子様にずっとぐちぐち言われましたがほっぺたが落ちるほど美味しかったです。
やはりお魚は美味しいです。
一生お魚を食べて生きていきたいです。半分死んでますが。
