2020/04/07
「幽々子様朝ですよ」
「ひゅん」
幽々子様を部屋まで起こしに行きました。
まだ寝ていました。
「昨日がお花見だからって関係ないですよ、とY子さんから受けています」
「眠いのよう」
「幽々子様」
「ひゅん」
「さっきからそれなんですか」
可愛いお返事です。
「そんなことよりも妖夢、ちょっとこちらに来なさいよ」
「嫌です。起きて朝ごはんを食べるんです。今日は昨日の残りの鶏鍋ぞうすいです」
「食べたあい」
「じゃあ起きて下さい」
「起こしてえ」
「全く仕方がないですねえ」
それがいけなかったのです。
幽々子様に引きずり込まれた私はあれよあれよと言う間にお布団で寝てしまいました。
「……」
「……」
「おそようございます」
「……おそよー」
そして起きた頃にはもうお昼前でした。
本日のメニュー
・コーンフレーク
「妖夢、鶏のお雑炊は?」
「……黙って食べましょう」
「食べたらご自分で片付けてくださいね」
「妖夢、私ね、Y子さんの圧がすごすぎて顔見れないの」
「奇遇ですね。私もです」
朝からY子さんに怒られました。幽々子様と一緒に。
こんな日もあります。
でも、鶏の雑炊食べたかったです。
寝坊は良くないです。