2020/04/10
鈴仙が修行場に居たのでいつになく無視してみました。
「さて修行をしましょう。最近は暖かくなってきました」
「あ、やっときた。ずっと待ってたのに」
「今日は何をしましょうか」
「ねえねえ今日暇?」
「せっかく良い天気なので動き回りましょう」
「里の甘味屋行こうよ」
「瞬間初速ダッシュのためにスクワットをしましょう。スクワットは修行の基礎の基礎です」
「弾幕ごっこして負けたほうがおごりにしようよ」
それは聞き捨てなりません。
更に無視を続けます。
「ねえなんでこっち見ないのねえねえ」
「スクワットの次は反復横とびです」
「里のお団子たまに食べたくなるのよねえ。自分で作るのが一番だけど」
「しゅしゅしゅしゅしゅしゅ」
「うわなにこれはやい」
鈴仙には追いつけない速度です。
反復横とびで鈴仙の後ろに回り込んで手刀をしわしわの耳がついてる頭に叩き込んでやりました。
「えい」
「いて。あ、反応した」
「じゃあ鈴仙の負けなのでおごりですよ」
「え、ずるくない?! それに弾幕ごっこっていったじゃん」
「今のはそうですね……ええと、手刀『反復横とび剣』です」
「スペルカードっぽく言ってもだめ!」
仕方ないので相手してやることにしました。
本日のおやつ
・三色団子
・あんこ団子
「ほら言ったじゃないですか私の勝ちだって。決まってたのにわざわざはっきりさせるなんて鈴仙もばかですねえ!」
「……敗者に口なし」
「はー美味しいですねただで食べるお団子は! んまい!」
「ぐぬぬ……」
どうでもいいですがこうして書くと私の性格がとても悪く見えます。
そんなことないです。
私は鈴仙と遊んでやってるだけなので性格はとてもいいです。
勘違いしちゃいけません。
私は誰に言ってるのでしょう。