2020/04/30
「妖夢、ツシマさんが呼んでるわよ」
「え」
幽々子様が部屋にやってきました。
まさか幽々子様がおつかいにくるなんて思ってもいませんでした。
「私の部屋にいるからね。早くね」
「え、あ、はい」
ツシマさんといえど幽々子様をつかいに走らせるなんて言語道断です。
ここは先輩としてびしっといってやらなくてはいけません。
「失礼します。ツシマさんちょっと」
「妖夢さん助けてください……」
「くふふふ、くふふ」
「何してるんですか!」
部屋に入ったらツシマさんが破廉恥な格好で珍妙なポーズを取らされていました。
隣で幽々子様は笑っています。
「幽々子様ツシマさんで遊ばないでください!」
「だってツシマさん可愛んだもん」
だからといって下着みたいな格好でいい訳ありません。
本日のおやつ
・スイートポテト
「紫がおやつと水着を置いていってね」
「なんでツシマさんに着せたんですか」
「一番美味しそうだったから」
「ツシマさんあんなこと言ってますけど」
「……殺してください」
だいぶ恥ずかしかったそうです。
いくら最近脂が乗ってるツシマさんといえど幽々子様に言われたら逆らえません。
「妖夢さんはいつもこんな目にあってたんですね」
「ん?」
「幽々子様から聞きました。妖夢さんばかりこういう目にあってるって」
「幽々子様、ツシマさんに私がなんか汚れ役担当みたいなこと言ったんです?」
「んふふ」
「言いましたね!」
別に汚れ役担当ではないです。
単純にからかわれやすいだけです。
ともかくツシマさんの破廉恥な格好は私に見られるだけですみました。
ツシマさんも言っていましたがフミタさんに見られなくてよかったです。
多分死ぬまでからかわれます(幽霊ギャグ)