2020/05/13
「妖夢ちゃん修行場?」
「そです」
「ついていっていい?」
「いいですけどなんのお構いもできませんよ」
「いいよ別に」
ということで今日はカセさんも修行場に来ました。
なんでも少し体を動かしたいそうです。
「私は素振りと小石よけをしていますので」
「ん、なにそれ」
「上に小石をいくつか投げて、全部避けるんです」
「見てていい?」
「はい」
私は何十個かの小石を上に投げて全部避けきりました!
「どうでした?!」
「早すぎてきもい」
ひどい言いようです
カセさんはカセさんでストレッチなりランニングを始めていました。
二人で体を動かして、今日のお弁当は美味しくなりそうです。
「疲れた」
「カセさん、じゃあせっかく二人なのでゲームしましょう」
「どんなの?」
「カセさんが私に向かって小石を投げて、何個切ったか当てるんです」
「ふむ」
「今日Y子さんに餃子を持たされましたよね。かけましょう」
「よほど自信があるみたいね。妖夢ちゃん有利じゃない?」
「でも今日はウインナ餃子もあるんですよ」
「さあやろう、早く」
無事カセさんに火をつけることが出来ました。
「お腹すきましたし一回勝負にしましょう」
「いいよ。確認だけど、小石を投げて何個切ったか当てるんだよね」
「そうです。私は切るか見逃すかも自由です」
ということでカセさんと真剣勝負です。
いや、真剣勝負のはずでした。
「はい」
「え、よっと」
「一個切ったね」
「いや、一個しか投げてないじゃないですか」
「一個しか投げちゃいけないルールないでしょ」
「そんな一個だけ投げられたら切っちゃうじゃないですか!」
「じゃあ一個で当たりだね。私の勝ち」
なんかとても不甲斐ない負け方しました。
本日のメニュー
・しそ餃子
・チーズ餃子
ウインナの、食べたかったです……