2020/06/30
「なんですかこれ」
おだいどこに行くとY子さんがふわふわを練ってちぎって練ってちぎってしていました。
「良いところに」
「な、なんです」
「暇そうなの連れてきて。もうひとりでいいけど」
「わかりました」
ここで気づいたのですが、もうひとりということは私は既に暇人認定されて何かを手伝うことが決定していたのです。
Y子さん恐ろしいです。
「連れてきました」
「Y子ちゃん、なんか台所に黄金に輝く幽霊が居てすごく神々しいって聞いたんだけど」
「じゃあフミタさんは生地をこのくらいに広げておいて」
「あい」
フミタさんは空気を読みっぷりはすごいです。
「妖夢ちゃんマジ覚えてろよ」
「むしろ黄金の幽霊そんなみたいですか?」
「そういやそうだな」
私の罪は軽くなったようです。
本日のメニュー
・肉汁たっぷり肉小籠包
・大葉小籠包
・チーズ小籠包
・水餃子
・しょうがスープ
「今日のごはんは豪勢ねえ」
「幽々子様私が手伝ったんですよ私包んだんです」
「この汚いの?」
「違いますそっちの汚いのです。美味しいですよ」
汚くても美味しいのです。
「んほーこれめっちゃジュウサンだねY子ちゃん!」
「はーいどうもー」
ジューシーじゃなくてジュウサンで1足りないフミタさんのボケはY子さんに潰されていました。
結構面白いと思ったのですが。
本人もあんまり気にしてないのでまあ良いと思います。
今度ジュウサン使いましょう。