2020/07/28
本日のおやつ
・抹茶水ようかん
「また里の居酒屋の煮物が食べたいわねえ」
「食べたことなんてありましたっけ?」
「やあねえ、神社の宴会で食べたでしょう。妖夢、記憶でも食べられたの?」
「はあ……確か結構飲んでいまして」
「妖夢はすぐ前後不覚になるからねえ」
「煮物が美味しいんですか? そこの呑処は」
「そうよう、美味しくてお酒に合うの」
「こほん」
「もちろんY 子さんの煮物に勝るとは思わないけどね、経験として」
「それって何か外の技術使ってたりします?」
「んーん、特にそんなのは聞いてないけど……」
「じゃあ私にも作れるはずです。一度食べてみましょ。幽々子様、よければ今度皆で行ってみます?」
「え」
「え」
「え」
「な、なに皆して」
「妖夢、カセさん、何かいいことでもあったのY 子さん」
「聞いてません」
「カセさんは?」
「聞いてないですが晩ごはん作ってるときに鼻歌歌ってました」
「なるほど、じゃあ本当に機嫌がいいのね。行くわよY 子さん、行きましょう、私お財布出しちゃう」
「ごちそうさまです」
「ごちです」
「ごちになります」
「ごじゃーす!」
「ねえだれフミタさん呼んだの」
「フミタは勝手に来ました」
「いやー誘われっちゃあしょうがないっすね、約束っすよ幽々子様」
「んもーこの子飲ん兵衛なんだからー」
「幽々子様に言われたくないっすねー!」
今日の晩ごはんあとのおやつタイムのことでした。
今度五人で居酒屋に行くことになりました。
お金は幽々子様のお財布からです。
やりました。
思う存分楽しんできます。