2020/09/15
「ナコさんと来てみた」
「来てみました」
「なぜ……」
なんかこの前から寝る前に私の部屋に来るのが流行っています。
今日はY子さんとナコさんが来ました。
「寝る前でもあまり気にならないお菓子持ってきたよん」
「作らされました」
「一緒に作ったでしょうに」
「そうでしたね」
ナコさんがちょっとわくわくしてました。
深夜にあまりこういうことをしないからでしょうか。
「私とカセさんとフミタさんはほぼ毎日してます」
「悪い子が居ますねえ」
「もうこいつらは無理よ。手のかかる子供と一緒」
なんかおだいどこ組がぐいぐい来ます。
あ、そういえばナコさんの部署変更の件はどうなったのでしょう。*1
本日の秘密のおやつ
・バナナヨーグルト
・プルーン
「ああ、部署変更。ぼちぼちですねえ」
「え、なにそれ」
「Y子さん、ほらナコさんて幽々子様があれじゃないですか。あの、あれです。こう、ジャンキーというか」
「もうそこまで言うなら隠さないでいいですよ妖夢ちゃん。というか隠れてません」
だってなんかあんまり踏み入るとナコさん怖いんですもん。
「幽々子様って結構自分でなんでもやるからあんまりお付きって必要ないのよねえ」
「そうなんですよ。なんでも昔は周りに人を従えていたようですが妖忌様事変の時にもう解散させたと」
「あ、師匠の話ですか。あんまり聞きたくないです。魂魄流秘密奥義『耳塞ぎ』の使用を辞さないです」
「なんかうるさいのはほっておいて、じゃあどうするの?」
「Y子さん、仕事はこなすんじゃないんです。自分で作るものなんです」
「なんかヤバくなってきたわね」
「なんかヤバくなってますね」
ということで不敵な笑みを浮かべるナコさんでした。
とりあえず幽々子様好きすぎです。
暴走しなきゃいいのですが。
*1 2020/02/24