2020/10/06
「あら」
「あ、ども」
八百屋におつかいにきたら、咲夜に会いました。
「大根?」
「鶏肉とゆで卵と煮るそうです」
「あー良いわねそういうの」
「そちらは」
「血のように赤いスープを作ろうとしたのだけど、和食に傾いたわ」
咲夜の一存で簡単にメニューが変わる紅魔館のようです。
「この後おやつでもどうです?」
「もちろん。ちなみにどんな気分?」
「……あんこがいいですかね」
「あーそれね。それにしましょ」
そしておやつの内容も変えてしまいました。
本日のおやつ
・たい焼き(つぶあん)
「え、二個ですか」
「あんことクリームだから実質一個よ」
「全然意味がわからないです」
咲夜は両手であんことクリームを交互に食べていました。
前から思っていましたがよく食べます。
「そんなので夕ごはん食べられるんですか」
「やってやれないことはないわね」
「夕ごはんってそんな意気込み必要なんですね」
流石に食べすぎたと思ったのか、帰りは飛ばずに歩いて帰っていきました。
咲夜のスタイルの良さはそういう努力のたまものでしょう。
私もこの後少し素振りで汗を流してきます。
三杯ほど栗ごはんを食べたので消化してきます。
行ってきます。