2020/12/18
今度プレゼント交換付き女子会があるので里に行きました。*1
ここは私のセンスを見せる時です。
本日のおやつ
・塩まんじゅう
・あったかい緑茶
「ということで幽々子様、どんなものが良いと思います?」
「これ妖夢、センスを見せる時なんじゃないの」
「さらっと心を読まないでください」
油断なりません。
「参考程度に聞いておこうかと」
「主人の意見を参考程度にとどめておくなんて大層な従者ね」
「もちろん一生懸命参考にします」
「一生懸命とつければいいってものじゃないのよ」
幽々子様は塩まんじゅうの粉をぺとぺとしながらいい続けます。
「でもまあ、見栄を張りたいという時もあるものね」
「さいです。さいさい」
「ならお花ね」
「お花ですか」
「専門家に聞いてみなさい。きっと良いアイデアを頂けるわ。Y子さん、明日妖夢にお土産をもたせてあげて」
「はーい」
何やら私の明日の予定が決まってしまいました。
「そのきびだんごを持って誰にアイデアをもらうかくらいはあなたが決めなさい」
「幽々子様……ありがとうございます! でもなんで今日はこんなに失礼なんですか」
「妖夢がぽけっとしている間にY子さん特製塩まんじゅうを多く食べたからよ」
「あ、本当だ! 私まだ二つしか食べてません!」
「六個食べたわ。ふふん」
なぜか偉そうでした。
でもこれは必要な経費なのでしょう。
……でも、塩まんじゅうもっと食べたかったです。
センスの道は厳しいです……
*1 2020/12/16