2020/12/31
「今年も終わりねえ」
「そっすねえ。幽々子様はどうでした今年」
「ぼちぼちでんな」
「うちもですわー」
「あの、私の顔に落書きしながら世間話しないでもらえますか」
羽子板で遊びました。
私とカセさんチーム、幽々子様とフミタさんチームです。
普通に負けました。
「というかカセさんにはなんで落書きしないんですか!」
「ほら、そういうの妖夢ちゃんだから。役目役目」
「ずるいですよ! おふたりとも、ほらカセさんにも書いて下さい」
「幽々子様、妖夢ちゃんもう塗るとこないんでカセさんにも」
「そうねえ」
二人はカセさんににじりよります。
カセさん観念してください!
「おやつですよー」
「はあい」
……カセさんの顔は綺麗なまま年を越せることになりました。
本日のおやつ
・紅白まんじゅう
「わあ縁起が良いですね」
「確かにこの間里で見た人形劇は人形たちのダイナミックな動きで臨場感あったわね」
「幽々子様、演技が良いとは言っていません」
今年最後のギャグです。
いや、この後八雲の方々と年越し宴会があるのでそこでいっぱい聞くでしょう。
「もぐもぐ、美味しいです」
「そうねえ」
「……」
「……」
「……」
「……」
「なんか正月感あるな今日」
「フミタ、わかってても言わないんだよこういうのは」
「ごめっす」
すごくお正月感ある一日を過ごしました。
この後年越し宴会です。
きっと壮絶で熾烈な宴会になるでしょう。
今はこのほのぼのとした日々を噛み締めていく、それが良いと感じました。