2021/01/08
「ずば、ずばばばば」
「ばっちいなあ」
「らっで、ひどがじぬんでずよう！」
「私ら死んでるけど」
「ね」
「二人はそれでも血の通った人間ですか！」
「血の通った幽霊だけど」
「ね」
いつもの飲み会の最中に絵本を読みました。
とても温かいお話で号泣してしまいました。
血も涙もないカセさんとフミタさんは何事もないようにお酒を飲んでいます。
本日の秘密のお酒
・焼酎の烏龍茶割
・シュウマイ
・黒豆
・枝豆
・栗きんとんのあん
「いい話でした……絵本なのに……なめていました」
「まあ、まあまあだったね」
「カセさんに同意」
「お二人は冷たいです」
「まあ……いやまて」
「フミタ、私におかわりついで」
「おい妖夢ちゃん、カセさんめっちゃ太ももつねってんぞ！」
「あ！ 我慢してるんですね！」
「フミタ、早くおかわり」
良かったです。
カセさんは血も涙もありました。
「カセさん我慢しとる、しとるぞおおおおお！」
「ほら！ やっぱりいい話ですよ！ カセさんを泣かすことが出来るほどの！」
「おかわり」
「頑なにおかわりしか言わねえ！ こいつぁ恥ずかしい照れ隠しだ！」
「あのカセさんを！ 普段クールで通ってるカセさんを！」
「……」
ビンタされました。
フミタさんは三往復です。
その後はしっとり飲んで解散となりました。
ちょっと興奮しすぎました。
ともかくお気に入りの絵本が増えました。
満足です。
