2021/01/16
本日のメニュー
・キムチ鍋
・納豆ごはん
「わあ」
「地獄へようこそ」
ここは冥界です。
でも鍋の中ではぐつぐつとマグマが煮えていました。
辛すぎるキムチ鍋の登場です。
「妖夢」
「あ、幽々子様。私はあまりにマグマで地獄なこの状態に呆然としてしまいました。流石に幽々子様は落ち着いていらっしゃいますね」
「胃薬の用意を」
「あはい」
びびっていました。
幽々子様でもびびってしまうお鍋です。
Y子さんは時折とんでもないものを作ってしまいます。
「いただきます」
「いただきます。……まずは一口」
白菜をしゃくっとやりました。
「あれ案外。もぐもぐ」
「妖夢」
「はい」
「本当に辛いものは後からやってくるものよ」
「……かっら! いやこれかっらいですかっら! かっらい!」
本当にそのとおりでした。
上着を一枚脱ぎ、汗をかきながらいただきました。
この時期ぽかぽかになるのはいいですが、あまりに辛かったです。
でも辛すぎて美味しくない一歩手前の辛さはちゃんと守られていました。
さすがはY子さんといったところでしょう。
お腹が崩壊しないことを願って、縁側で涼んできます。
ごちそうさまでした。