2021/03/05
「シメ雑炊でいい?」
「いや、もうその、あの、げふう」
「妖夢、はし、はしたないわよ、こふう」
「……」
「カセさんなんか喋ってください」
なんか今日残り物鍋でした。
本日のメニュー
・残り物鍋
「Y子さん……もう私は」
「妖夢ちゃん、限界は限界って思うから限界なのよ」
「こぽぽぽぽ」
「幽々子様、溢れそうなポットの真似でごまかさないで下さい」
「……」
「カセさん、なんか喋って」
もう私達のお腹は限界です。
パンパンのパンです。
「じゃあ私だけで食べちゃお」
「どぞどぞ」
「どぞどぞ」
「……」
「カセさんはもう本当にだめなのね」
私も幽々子様も限界でしたが、カセさんはどうにもだめなようです。
あんまり言いたくないですが、もうなんか吐きそうでした。
「お雑炊おいし」
「妖夢う」
「はい、だめです」
これ以上は食べられません。
でも食べたいです。
心は食べたいのに体が限界です。
休みたいです。
お腹がもう、限界です。
ごちそうさまでした。
今日はもう、今日はもうです。