2021/03/14
今年のバレンタインは私が皆さんに振舞ったので、今日は施しを受ける日です。
一体どんなものを食べられるんでしょう。
「チョコレートですか。へえ、美味しそうです」
「はいちゅうもーく」
「もうしてますよY子さん」
「妖夢ちゃんチェックします」
「なんですそれ」
お皿には三粒のチョコレートがありました。
これがホワイトデーのお返しお菓子だそうです。
なんとこの三粒で私達がいつも秘密の飲み会で食べてる一口チョコレート四百粒くらいの価値があるようです。
「なんでそんな……」
「いや、遊びも兼ねて」
「ちなみに一つはやばいの、一つは普通に高級、一つはちょっとお高いのとなっております」
「もうY子さんが楽しみたいだけですよね」
「おう早くやれや」
「やれや」
「なんかそれを肴にお酒飲んでる人居るんですが」
フミタさんとカセさんはお酒飲んでました。
昼から飲む悪い二人です。
幽々子様が居ない時だから出来る悪行です。
「Y子さん、まずはこれ食べます」
「うい」
「……え、なんですこれ美味しすぎます。絶対これです、これ一番高いやつです。びっくりしました。なんですこれ」
「めちゃくちゃいい反応じゃねえかけらけら」
「酒が進むな」
酔っぱらい二人は無視します。
「じゃあ二つ目……え、なんですこれ美味しすぎます。やばいです!」
「さっきと同じ反応じゃねえか」
「まああれ妖夢ちゃんだから」
私は妖夢ちゃんです。
「Y子さん、最後いきます」
「なんか結果が見える」
「これ一番美味しいです!」
「子供舌やなあ」
「あれ本当に高いやつだからもったいないよね」
結局わかりませんでした。
ちなみに二番目が一番高いやつでした。
もう全然わからないです。
でも美味しかったので良かったです。
いいホワイトデーでした。
本日のおやつ
・なんかやばいチョコレート
・高級チョコレート
・ちょっと高級チョコレート