2021/03/28
いよいよ明日はお花見です。
我々従者は全員準備に追われます。
なぜなら白玉楼は桜の名所。
大事なお客様がいっぱい来られるので丁重におもてなしが必須なのです。
「妖夢妖夢、ここの桜の木の下に埋まってる人のためにもいっぱい料理を用意するのよ」
「なんです変な話やめて下さい怖い話は私泣いちゃいますからね」
「しゅん……」
なんか期待した答えと違ったようでしゅんとしていました。
でも私は忙しいので仕方ないです。
「妖夢ちゃんとツシマさんごはん食べてきなー」
「はいー」
「あいー」
ということでお昼はツシマさんと一緒になりました。
本日のメニュー
・勝手にどうぞ焼きそば
「わあ! これはすごいですね……」
「でしょー!」
勝手にどうぞと言わんばかりに焼きそば大盛りが大皿に三つありました。
「これナコさんと私が一緒に作ったんですよ妖夢さん」
「あ、そうなんですか」
「手伝わされました」
「おー信頼されてるんですね」
「そうですかね?」
昔の教育係ですから。
きっとそのはずです。
「んまいですね」
「ありがとうございます」
「追いソースしちゃっていいですか」
「ガンガンやっちゃって下さい!」
ということでソースもマヨもガンガンやって元気出しました。
明日はお花見、無事成功させてやります!