2021/04/20
「なんか嗅いだことない匂いしますよ幽々子様」
「……早く打ちなさいよ」
「おだいどこに行きましょう! それが良いですよ!」
「妖夢、早く打ちなさい」
嫌です。
打つと次の幽々子様の番で私の白がほとんど無くなってしまいます。
無効試合です。
「妖夢の十連敗ねえ」
「違います! 九連敗一ノーゲームです!」
幽々子様はオセロが強すぎます。
本日のメニュー
・レモンペッパーチキンステーキ
・シーザーサラダ
・湯でブロッコリー
・冷やしトマト
「それで私今日十連勝」
「違いますって! 九連勝一ノーゲームです!」
「そんな変わらない気がするけど……」
カセさんの言うことは聞きません。
そして大いに変わります。
一敗の大きさは相当なものです。
「変わるで思い出しました。変わった味のチキンですねY子さん」
「イマイチじゃない?」
「え」
「前作ったときよりも、うーん」*1
「幽々子様、どうでしょう。私はこれ好きです」
「照り焼きソースって美味しいわよねえ」
答えになっていない気がします。
でもY子さんは額のシワを寄せていましたし幽々子様は照り焼きソースの話をしてますしカセさんはわさびとポン酢をかけていました。
うーん、新しい味は難しいものです。
私は美味しいと感じましたが……
*1 2020/03/09