2021/06/02
「幽々子様、白玉楼宴会やりたいです」
「んーＹ子さんが良いって言ったら良いわよ」
幽々子様はＷｉｉＦＩＴユーちゃんとたわむれていました。
おだいどこに向かいます。
「Ｙ子さん、白玉楼宴会やりたいです」
「えー？ 幽々子様が良いって言うなら良いわよ」
「幽々子様はＹ子さんがいいならって言ってたのでＹ子さんに聞きに来ました」
「んー、幽々子様にも一回聞いてきて」
「はーい」
幽々子様の部屋に行きました。
「Ｙ子さんは幽々子様が良いって言うなら良いって言ってました」
「よ……妖夢、これ、このねじった半月ポーズ、私できてる？」
「できてません。幽々子様宴会」
「はふう」
一息ついたようです。
「私は良いけど結局大変なのがＹ子さんなのよ。料理とか料理とか。だからうーんて感じ」
「そうですよね」
「だから妖夢、もう一回Ｙ子さんに聞いてきなさい」
「あい」
またおだいどこへダッシュです。
「Ｙ子さん」
「妖夢ちゃんこれ踏んでこれ」
「え、あ、はい。おうどんですか」
「コシが大事だからねー。はいぎゅっぎゅ」
「Ｙ子さん、幽々子様はＹ子さんが大変だからＹ子さんに意見を聞きたく幽々子様的には良いけどＹ子さんが大変ならうーんて感じだそうです」
「今なんて？」
「……もうわけがわからないので食事の時話しましょう」
「そうね」
本日のメニュー
・きつねうどん
・棒々鶏
・厚揚げのステーキ
・人参とごぼうの煮物
「幽々子様、宴会の件妖夢ちゃんから聞いたんですけど、お手伝いで何人か声をかけていいのなら大丈夫です」
「オッケー」
「……最初からこうしてればよかったじゃないですか！」
「なに妖夢急に大きな声出して」
「やあねえ」
「……」
もうお使いは疲れました。
人に話を伝えるのはむつかしいです。
くたくたなのでもう寝ます。
