2021/06/03
「起きろ妖夢ちゃん」
「……いま何時です?」
「わからん。朝日登るの見に行こうぜ。里里」
「さとさと……」
そのまま寝ようとしましたがフミタさんに叩き起こされました。
本日のメニュー
・黒ごまおにぎり
・しょっぱい玉子焼き
・たくあん
・牛乳
「ほら、山のあっち側から徐々に明るくなってきてる」
「きれいです……眠いです……」
里のはずれに来ました。
お店屋さんの準備ですらまだの時間です。
フミタさんはおにぎりをばくばくしながら説明します。
「ほら妖夢ちゃん、せっかく私が作ったんだから食えって」
「あむ……この玉子焼きしょっぱいですね!」
「目覚めるだろ?」
目覚めました。
しょっぱい玉子焼き、自然とおにぎりが進みます。
「いやあ食った食った。はい牛乳乾杯」
「瓶のやつなんてオツじゃないですか」
「だろー? 粋の女だぜわたしゃ」
ぐびーとやって朝を感じます。
この時間だとまだ涼しいです。なんなら少し寒いくらいです。
目が覚めます。
みるみる体に力が湧いてきました!
「じゃあ帰るか!」
「はい! お家に戻ってお仕事しましょう!」
「私は寝るが?」
「え」
「休みだし」
「……」
そんな朝でした。
元気出たから良いです。