2021/07/20
「なんかドキドキしてきました」
「だろ? ほら火焚け火。あとその、なんかそれ持ってきた?」
「持ってきました! パチュリーさんのお墨付きです!」
今日はフミタさんと一緒にお外でお酒を飲むことにしました。
外で火を焚くと虫が寄ってくるので、その対策のお香をパチュリーさんにもらったのです。
何かお返しを、と思ったのですが普段お土産を持っていっているのでそれでチャラになりました。
「妖怪寄ってくるかもしれませんが私が殺気ばらまいとくんで安心して下さい」
「発言が狂気」
「さて飲みましょうか」
「せやな。乾杯しようぜ」
「かんぱーい」
外の暗闇宴会です!
本日の秘密のお酒
・焼酎のソーダ割り
・うまい棒
・冷やしきゅうり
「ふひー暑いですね」
「この暑さがたまんないんだろ」
「そうですねー」
持ってきた氷もすぐ溶けてしまうので飲むペースも早くなっていきます。
暑い中炭酸が美味しいです。
「かーっ、こりゃたまにはこういうのも良いな」
「ナイスアイデアですよフミタさん」
「な、……なにを、されてるのですか?」
「あ、先生!」
寺子屋の先生が来ました。
「フミタさんこちら先生です。先生、こちらフミタさんです」
「おう先生!」
「は、はあ」
「まあまあ先生も一杯」
「いや私は」
先生も一杯やりました。
なんだかんだ先生も好きです。
「はあー、見回り。妖夢っちこの人はすげえ人だねえ」
「フミタさん、泣く気持ちもわかります。先生は尊いんですよ」
「ばかにしてる?」
「とんでもない」
「とんでもない。まあ先生飲みねえ」
「おっとっと」
まあまあと先生としばらく飲んでお開きになりました。
今度はちゃんとお店で、もしくは宴会で飲みたいです。
フミタさんと先生が結構意気投合していたのが意外でした。
いやこれは、フミタさんが誰とでも仲良な慣れるプロなのでしょう。
すごすぎます。