2021/09/05
雨が降って急に涼しくなりました。
素晴らしいです。
きっと誰かが残暑を斬ってくれたんでしょう。
「にしても寒すぎません?」
「わかる」
Y子さんが手をこすりながらあったかいおうどんを作ってくれました。
本日のメニュー
・唐辛子たっぷり月見うどん
・チキンステーキ
・山盛りキャベツ
「追い唐辛子希望の方はこちら。かけ放題です」
「幽々子様、かけ放題ですって」
「お得なプランね」
唐辛子かけ放題プランです。
何がお得かはよくわかりません。
「でも結構最初から辛いです」
「あったまるでしょ」
「そりゃもう! ずぞぞぞん!」
「妖夢飛ぶからもっと丁寧に食べて」
「はい……」
ちょっと勢いでした。
勢いは周りに迷惑をかけるので控えめにしなければいけません。
「幽々子様、あれは……」
「カセさんのあれはあれなので見なくていいのよ」
カセさんはもはや形容しがたい何かをかけ放題していました。
あの黄色の粉は何だったのでしょう。
あの透明なぷるぷるは何だったのでしょう。
見るからに不健康な青色の液体は何だったのでしょう。
おうどんに合うのでしょうか。
カセさんの食事はいつまでもわかりません。