2021/09/15
「あれ抹茶のケーキです。食べて良いんですか幽々子様」
「だめよ」
「そんな!」
「嘘よ食べなさい」
「食べますもぐー」
食べました。
本日のおやつ
・抹茶のシフォンケーキ
「食べたわね」
「え、幽々子様が食べていいって」
「これを見なさい」
紙です。
Y子さんの字で「私の」と書いてありました。
「食べちゃだめじゃないですか!」
「おほほ、連帯責任というやつね」
「幽々子様ずるいですよ!」
「さて妖夢」
急に幽々子様がすんとなりました。
すんとなるときは真面目です。
正座をします。
「お金よ」
「これはお金ですね」
「私のポケットマネエよ。これと同じケーキを里で買ってくるの」
「そのために私に食べさせたんですね」
「早く行きなさい! Y子さんはお昼ころに帰ってくるはずよ」
「行ってきます!」
こうして弾幕ごっこ中にも見せないくらいの早さで里に行きました。
里でケーキを置いている店は多くはないので、割とすぐに見つかりました。
「幽々子様、ただいま、も、もどって」
「よくやったわ妖夢さあ早くもとの位置に置きなさい!」
「み、みずいただけますか」
ちょっと本気を出しすぎました。
でもそれで間に合ったので良しとします。
「一件落着ね」
「幽々子様」
「あい」
「もう騙さないでくださいね」
「ごめん。刀しまって」
おつりはお駄賃としてもらいました。
良しとします。
でも今後やらないでほしいです。
命がいくつあっても足りません。半分死んでいますが。(幽霊ギャグ)