2021/10/03
本日の秘密のおやつ
・コーヒー牛乳
「ういー……」
「あ、妖夢さん」
「お疲れさまです」
お手伝いしたらＹ子さんからもらった裏おやつを楽しんでる所をツシマさんに見られてしまいました。
お恥ずかしいです。
脱衣所で飲んでいる私が悪いのですが、お風呂上がりに飲みたいんですから仕方が有りません。
「ツシマさんと話すのも、なんか久しぶりな気がしますね」
「衣替えのお手伝い以来まともに話してなかったですもんね」
「最近どうですか。なにかあったら私に話してください」
「フミタさんが部屋にくる頻度が異常です」
「わかります」
「わかるんですね」
この間暇だって言っていました。
後輩の部屋に入り浸っているのでしょう。
「あの人は困ったものですよね。私もよく困らされています」
「まあ……」
「ツシマさん、困ったら私に言ってください。いつでも斬れます」
「流石に成仏させるのは……」
「ですよねー」
「片腕くらいで良いかと」
「え」
「冗談ですよ」
なんか冗談とは思えない顔で言っていました。
フミタさん助けてください。
後輩が怖いです。
「それじゃあ私お風呂入ってきます」
「あ、いってらっしゃい」
私は脱衣所をあとにしました。
「聞きましたかフミタさん。ツシマさんは片腕くらいなら斬っていいと言っていました」
「私そのうち寝込み襲われんのかな」
後ろで様子を伺ってたフミタさんがとてもビビっていました。
いい気味です。
ただ、ツシマさんのは本当に冗談だったんでしょうか。
フミタさんは見ていませんが、私にしか見せなかったあの表情は……
*1 2021/10/01
