2021/12/05
カセさんがはんてんを出してくれました。
暖かいです。
一生このままでいたいです。死んでますが。
「ぬくぬくですねえ……」
「オラァぬくぬくしてんじゃねえ!」
「絶対にノックしない病ですよねフミタさん」
「そんな場合じゃねえよ雪降ってんぞ雪!」
「なんですって外行きましょう! しゅん!」
「き、消えた……」
雪を見るために修行をしたんです。
私の足を舐めちゃいけません。
「うわあ……降りましたね」
「積もりはしないだろうなあ」
「でもいいですねえ雪」
「雪見酒と洒落込むか? あのろうそくみてえの使って暖まろうぜ」*1
「フミタさんは天才です。カセさん連れてきましょう」
天才です。
フミタさんは天才。
天才はフミタさん。
本日の秘密のお酒
・焼酎の緑茶割り
・焼酎の烏龍茶割り
・焼き鳥(もも、皮)
・湯豆腐
・だし巻きたまご
・たくあん
・キムチ
「遅かったじゃない妖夢」
「幽々子様……というより、なんかいろんな人がいるんですが」
「みんな雪に興奮してるのよねえ。はいどうぞイマナさん」
「あ、どうもどうも」
白玉楼は雪見も花見も大好物です。
ちょっとした宴会になっていました。
「Y子さん、あっちの清掃グループがおつまみを欲しがっているのでもらってもいいですか」
「良いけど足りなくても私作らないからねーうひー」
「幽々子様、Y子さんもう酔っ払い尽くしてるんですが……」
「雪だからしょうがないわ」
雪だからしょうがないです。
Y子さんは幽々子様から「明日の朝寝坊しても良い権利」を頂いていました。
羨ましいです。
「おつまみ作ってくれたY子さんとナコさん以外は寝坊したら……うふふ」
という恐怖の言葉により我々は早めに退散しました。
また今度はちゃんと予定して雪見酒をしましょう。
それがいいです。
*1 2021/11/18