2021/12/08
「……」
「フミタもっとそっち寄って」
「何でだい私廊下側だと寒いんだけど」
「じゃあ廊下側妖夢ちゃんでいっか」
「そうね」
「あの」
部屋主が不在の私の部屋でカセさんとフミタさんがわちゃわちゃしていました。
カセさんいつもなら勝手に入らないのに。
「酒持ってきたよ」
「カセさんその前に聞きたいことが」
「日記は読んでないよかろうじて」
「もう酔ってるんですね?」
もう酔っていました。
本日の秘密のお酒
・焼酎のほうじ茶割
・たくあん
・白菜漬け
・夕ごはんの残りの大根のおみそ汁
「最近お茶割り多いよなー。飽きない」
「うむ漬物とやれるのも良い」
「あのおふたりとも、何で私の部屋に布団が三つあるんですか」
「部屋戻るのめんどいからここで寝てやろうかと」
「うむ」
「そういうのは私に許可を得てからやるのでは?」
「でもやじゃないだろ」
「それはそうですけど」
「じゃあええやんけ」
ええのでしょうか。
部屋に戻ったら布団がしかれお酒の匂いが漂っていたら面食らいます。
「じゃあ日記書くので見ないで下さい見たらころします」
「もう死んでるぜがはは」
「うむ」
刀をちらつかせたらフミタさんはだまりました。
それで良いんです。
さて、こうなったら乗りかかった船です。
一杯やって早めに寝ましょう。
最近寝る時寒いのですが、幽霊でも三人も居れば暖かいはずです。
そこはちょっとだけありがたやです。