2021/12/21
本日のおやつ
・ふんわりふわふわチョコケーキ
「冬ってなんかケーキ多いから好きです」
「Y子さんの気分でしょうね」
今日は幽々子様の部屋で会議です。
そう、明日の女子会に持っていくプレゼント会議なのです!
「さて妖夢」
「はい幽々子様」
「本来なら妖夢のプレゼントなんて面倒な事私は考えないわ。でもこれは紅魔館や永遠亭、守矢神社の彼女らに渡す可能性のあるもの。そうしたら白玉楼として恥ずかしいものは出せないわ」
「もぐもぐ……ごくり。これは大きな話になってきましたね」
「今のは生唾なのケーキなの」
「どっちもです」
思ったより話が壮大で少々おののいています。
「ということで考えたのはこれ」
「これなんです? 洒落た小物入れですね。幽々子様に似合う気がします」
「そう、私に合う洒落た小物入れよ」
合ってました。
「でも小物入れなんて、言ってしまうと平凡な気が」
「自分で編むのよ」
「え」
「ナコさーん」
「すすす。はい」
なんと幽々子様の部屋の押し入れからナコさんが現れました!
「最近私の服とか小物とかをナコさんが作っているのは知っているわね?」
「おわふくを作っていると前に聞きました」*1
「そ。だから私のお和服……着物みたいなのに合う小物入れを作るの。なぜならこれから」
「お正月だからですか!」
「そういうこと。着物に合う洒落た小物入れ」
「……幽々子様、さすがです感激です! やはり幽々子様はセンスが良いです!」
「妖夢ちゃん、ちょっと幽々子様との距離が」
「あ、はい」
ナコさんとの距離感は難しいです。
「それじゃあナコさん、みっちり指導してあげて」
「幽々子様がそういうのであれば」
「……ちょっと怖いですね」
ということでみっちり指導を受けています。
夕ごはんを食べた後も、完成まで小物入れづくりです。
きっと明日には間に合いますが、結構ぎりぎりでしょう。
しかし幽々子様にもナコさんにも助力頂きました。ちゃんと最後まで作りましょう。
白玉楼のためにも!
……やっぱり少し話が大きくなってる気がします。
*1 2021/09/12