2021/12/31
今夜は永遠亭との合同忘年会です。
今年は永遠亭の皆様がうちにやってきます。
「留守番してるうちの兎は大喜びよ」
「そうなんです?」
「まあ、偉い人が居ないから」
「あーわかります」
わかります。*1
「これで終わり?」
「ですかね。Y子さん、エビ剥き終わりました」
「はーいじゃあこっちお願い」
「……」
先程剥いたエビの三倍の量のエビが出てきました。
「これで全部です?」
「半分」
「……」
「鈴仙、しなないでください。やりますよ」
「……」
鈴仙の耳を引っ張り意識を戻しました。
だめになられちゃ困ります。
幽々子様やお姫様がいらっしゃるまでに仕上げないといけないので。
「お昼適当に取ってね。鈴仙ちゃんも」
「あ、はーい! ねえ休もうもう休もう」
「早く休むと夜まで長いですよ。どうします?」
「……もう少し頑張る」
それでいいんです。
本日のメニュー
・おにぎり(梅、唐揚げ、たくあん)
・しょっぱい玉子焼き
・豚汁
「うはーしょっぱい!」
「肉体労働の方も居るのでしょっぱくしてるそうです」
「なるほどねーおにぎりが進むわ」
山盛りおにぎりからいくつか見繕って、縁側でお昼を取りました。
もう手の感覚が変です。
「あれがエビフライや煮物になって出てくると思うと楽しみです」
「そうねー。もう剥きたくないけど」
「先程フミタさんが目の輝きをなくしたまま『もう鳥肉揚げたくない』って静かに泣いてました」
「あの元気そうな人が……」
エビはまだましなのかもしれません。
揚げ場は暑いし火傷するし力仕事もあるので大変です。
フミタさんにちょうど良いです。
「でもまあ、宴会はきっと楽しいですから」
「そうね、午後も頑張りましょ!」
「よし」
それじゃあ午後もがんばります。
日記は書けるうちに書いてしまいました。
明日は……無事起きれるでしょうか。
今年は十分頑張りました。
来年もほどほどに頑張りましょう。
*1 2021/12/24