2022/01/06
「あけましたね。今年もよろしくおねがいします」
「ああああああけけけ」
美鈴さんにまほう瓶の緑茶を差し出しました。
震えて何言ってるかわからなかったです。
「なおりました」
「急になおりますね」
「体動かしてる時は良いんですけど止まると寒いんですよねー」
といって体操を始めていました。
恐らく入っていいと思うので、図書館へ向かいます。
本日のおやつ
・黒糖かりんとう
・抹茶かりんとう
「あけおめです」
「んー」
「この間評判だったので味が二つになりました」*1
「最高じゃない」
最高だそうです。
気に入っていただけて嬉しい限りです。
「本を借りてきますね」
「どうぞ」
「これ面白かったです」
「つまらないのは置いてないから」
「なるほど」
私は読まないですが、魔導書の類も面白いとかあるんでしょうか。
私はちょっと奥まった所にある恋愛小説が置いてある棚から何冊か借りて、帰路につきました。
「戻りました。Y子さん、かりんとう最高だそうです」
「ん。最高以外のものは作らないから」
デジャブでした。
一流は言うことが違います。
いつか私もそんな事言いたいです。
斬れないものは斬りませんから。
……?
なんか違いますね。
*1 2021/12/14